Artgridって実際はどう?正直な情報が知りたい!
動画クリエイターはArtgridをどう有効活用すべきか?
他社との違いは?
以上のような悩みを解決できる記事を書きました。
僕は本業で動画制作をしており、官公庁から上場企業さんまでの動画制作の実績があります。その経験からお話します!!
Artgridは一言で「Artlistの動画版」です。
つまり、ハイクオリティ動画のダウンロードし放題サービス。
Artgridに関する一般的な「特徴」は他の記事に出尽くしているので、
この記事では完全に僕のような「クリエイター目線」でのArtgridを徹底解説していきます。
※趣味で動画制作をしている人におすすめ出来ない理由も記載しています。
- 記事の前半:Artgridは〇〇な人におすすめ&Artgridの有効的な使い方(活用事例も紹介)
- 記事の後半:Artgrid登録の流れ
しっかり解説している分、内容をたっぷり記載しているので
そこまでArtgridに興味無い方は読まない方がいいかもしれません。。
「いやお前はどの立場で喋っとんねん!?」って思う方もいるので、
僕の経歴は簡単にこんな感じです。
まずは正直な結論
Artgridはクライアントワークで仕事をしながら、
趣味でも動画制作をしている人にとって最高にオススメです!!!!!!
一方で「趣味で動画制作」をしている方にはおすすめ出来ないです。
半年間Artgridを使用しましたが、
正直「仕事で動画制作をする人」にしか需要無いサービスです。
(※予算あれば全くそんなことはないですが。。)
理由はシンプルにArtgridの「料金」が高い
最近流行りの「Vloger」や趣味で「Cinematic Vlog」等の
動画制作をしている人には相当ハードルが高いはず。。
趣味で動画制作をする人の立場で、価格を確認してみましょう。
Artgridの料金
左から順に
- プロ:49ドル/月 RAW・LOGの4K〜8K素材のダウンロードも可能
- クリエイター:29ドル/月 4K〜8K素材のダウンロード可能(カラグレ済素材のみ)
- ジュニア:19ドル/月 HD素材のダウンロード可能(カラグレ済素材のみ)
ざっくりとこんな感じのプラン内容。
1番安い価格であれば手が届きやすいね!
って思う方も多いかもです。
毎月約20ドルであれば、↑の価格表の中では比較的手に入りやすい金額。
でも1番安い金額だと、
4K素材がダウンロード出来ない大きなデメリットがあります。
今の時代、YouTube上でCinematic系の動画を制作している方はほぼ「4K」で動画を投稿しています。
そんな中、自分だけ「HD」品質で動画をダウンロードして利用するのは優位性が無いですよね。。
言われてみれば確かに。
じゃあ真ん中のプランかな、、、?
うーん、それも正直微妙だと思うよ。。
趣味で動画制作をされていて、なおかつArtgridにも視野を広げている方は
「動画のクオリティを上げる」事に強く意識を向けられている方と推察します。
そんな方は当然自分で「log撮影」を行い、
自分でカラコレ・カラグレ(色味の編集)をされている方のはず。
ですがこの真ん中のプランって
「既にカラーグレーディングされた素材(編集済み)」しかダウンロードが出来ないんです。。
つまり、普段自分で使用している「LUT」で全体の色味を調整しようと思っても、
Artgridの素材だけ色味の編集を自分で好きなように編集することが出来ません。
ということは「Proプラン」で50ドル/毎月を支払うのか。。。
流石にそこまではお金出せないな。。
ということになってしまいます。
なので、趣味で動画制作をしている方にはオススメが出来ないんです。
仕事利用でArtgridを使うのが1番良い
以上の理由でArtgridは仕事で動画制作をされている方向けのサービスかと。。
Artgridにかかる費用を普段のお仕事でカバー出来る方ではないと、
どうしてもお高いサービスになってしまいます。
※予算全く気にならない方は関係無いです。
- 仕事で動画制作をしてArtgridにかかる費用を0にする
- そして趣味の動画でもArtgridを有効活用する
これが実現出来ると1番強いですね!
そういう事を前提に、
僕がArtgridをどのように使用しているかを説明します。
そもそも何故Artgrid(動画素材ダウンロードサービス)を使うのか?
Artgridを使う理由は多くありますが、
メインの理由としては「自分で撮影出来ない素材」を手に入れるためです。
制作する動画の中に、
例えば下記のシーンが必要になったとしましょう。
- ヨーロッパの街並みのシーン
- 水中で魚やイルカが泳いでいるシーン
- 宇宙から見る地球のシーン
- 高層ビルが並ぶオフィス街の空撮シーン
でもこのシーンを直接撮影しに行くのは中々現実的ではないですよね。。
撮影にかかる「予算」が跳ね上がってしまうので。
そんな課題を解決するのがArtgridです!
例えばクライアントが動画内容の中でこんな悩みがあるとします。
動画内に描写をイメージさせるために「空からダイブするシーン」や「海外風景のドローンのシーン」を入れたいと思っている。対応出来るカメラマンはいるかな?
僕はArtgridを使用しているので、海外に渡航する費用をカットしつつも全てのシーンを動画組み込んで制作をすることが可能です!
おお!では是非お願いします!!
ざっくりした一例ですが、クライアントの課題を解決。
そして他クリエイターとの差別化も出来る訳です。
Artgridを有効的に使う方法
Artgridってどういう風に使うの?
Artgridを使用する理由は大まかに下記となります。
- 納品動画(仕事で制作)にArtgrid素材を使用する
- 絵コンテ準備のためのArtgrid利用
- 仕事以外の動画制作用途
こんな感じです。
それぞれ説明をしていきます!
①納品動画(仕事で制作)にArtgrid素材を使う
Artgridの利用方法として
✅「自分で撮影した素材(手持ち素材)」+「 Artgrid素材」を組み合わせる動画
といった利用方法が主流です。
実際にArtgrid素材で動画制作されている動画を確認してみましょう。
Artgrid活用事例:大手企業の活用パターン
この動画は三菱重工業の動画です。
Artgrid素材をベースにしつつ、合間に「企業のオフィス」「企業に関連のある製品」のシーンを混ぜながら1つの動画にしていますね。
まさに「自分で撮影した素材」+「 Artgrid素材」の掛け合わせた例の1つです。
Artgrid活用事例:ビジネス系YouTuberの活用パターン
次はArtgridっぽくない活用事例ですが、かなり参考になるので紹介します。
この動画は「 Artgrid素材」を背景にして、
上にテロップを付け足して活用している動画です。
正確にはVYONDと呼ばれる動画編集ソフトで作った素材&Artgrid素材の動画ですね。
✅「VYONDで制作した素材」+「 Artgrid素材」
②絵コンテ準備のためのArtgrid利用
Artgridは動画の絵コンテ制作にもかなり有効的です。
例えばお仕事で「企業紹介動画」制作を控えていて、
「どんな画角」で「どんな風に撮影」をするか悩んでいたとします。
その時にArtgridを確認して「ビジネス」と検索をすれば
関連のある動画を100種類以上出てきます。
Artgridに出てくる撮影素材から
撮影のアイディアを確認するのもArtgridの良い使用方法です。
僕はArtgridで撮影方法を参考にしつつ、
絵コンテでもArtgrid素材を切り抜いて、クライアントに提案する資料の材料に使っています。
③仕事以外の動画制作用途
これに関しては趣味で撮影している方向けの内容となります。
例えばですがCinematic動画の制作を進めているとして、
「どうしても砂漠のシーンを撮影したいけど、砂漠に行けなかった」という問題が起きたとします。
そんな時にArtgridを十分に活用する事ができますね!
- 撮影出来なかった素材をArtgridから補充
- 撮影に行けないシーンや追加したいシーンをArtgridから調達
- 自分で撮影した素材が物足りない時にArtgridから補充
余談ですが海外クリエイターはよく自分の動画に、Artgrid素材を混ぜた作品を投稿していますね!
例えば下記の方とか。
Artgridと他社の違い
Artgridのような動画ダウンロードサービスの必要性は理解した。
では他社と比較してどうなの?
他のサービスと比較してどう違うのかを説明していきますね!
料金が圧倒的に安い
金額 | ダウンロード可能回数/月 | |
Artgrid | 6,747円/月 | 3000本 |
Shutterstock | 21,888円/ 月 | 20本 |
Adobe stock | 27,478 円/ 月 | 750本 |
各サービスの1番高いプランでの比較だとこんな感じです。
Artgridのコスパの良さは一目瞭然ですね。。
ライセンス・著作権
Artgridのライセンスは最強です。
このライセンスの強さはArtlistと全く同じレベルです。
ダウンロードした素材は永遠に使うことができます。
https://artgrid.io/privacy-terms/license
サブスクリプションの有効期限が切れた後でも、ダウンロードした素材を使用した動画は永遠に使用する事ができます。
詳細はArtgridライセンスページに記載されていますが、サブスクリプションが切れた後でも動画の使用をしっかり認められているのは安心ですね!
動画のクオリティー
言わずもがなですが、Artgridでダウンロード出来る動画素材は圧倒的にクオリティが高いです。
こちらに参考動画を添付しますね!
それもそのはず。
映画とかで使用されるレベルの機材で撮影された素材ばかりです。
例えばこんなカメラとかです。
カメラからレベルが違いすぎる。。
Artgridのページに行けば、撮影素材事に「どのカメラで撮影をしたのか?」を確認可能です。
僕は普段BMPCC(ブラックマジック)のカメラを利用しているので、
「今回のプロジェクトは全てBMPCCで合わせたいな」という時に、BMPCCで統一をする。
といった感じで撮影素材の確認をしたりしています。
他社と比較した際に、やはり「撮影の仕方・画角・色味」とかが圧倒的に綺麗です。
他社の素材はどうしても「商用素材感」が強いんですよね〜
逆にその「商用素材感」が欲しいのであれば他社の素材も見ておくべきかもです。
Artgridの登録方法について
最後に登録方法についてです。
まずはArtgridのページに飛びます。
そしたらこちらのWelcomeページに辿り着きます。
紹介リンク経由だと「無料で2ヶ月追加」となるので、ちゃんと特典を確認するのをお忘れなく!
そしてプランを選択します。
プランを選択したら下記のページに進むので、必要事項を記載します。
ちゃんと「+2ヶ月無料」となっている事を確認して「登録」をクリック。
※この表示が無いと特典を逃してしまうので要注意です!
これで完了です!
コメント